探偵の調査員になるといっても、どこまで行けば調査員になったといえるのでしょうか？
まずは、調査員になってどうしたいのか目標を決めることから始めましょう。

例えば、「調査員からスタートして、最終的には独立、自分の探偵事務所を持つことが目標です」という人もいるでしょう。
他にも、「既存の探偵事務所、興信所でもいいので"探偵"として働くことが出来る」という目標を持っている人もいると思います。

それぞれ、調査員になるための勉強をする人は目標があり、その目標が1つとは限りません。
これは、各探偵事務所が運営する探偵学校に通う生徒を見ても判ります。ある人は脱サラのために、または定年退職後の仕事として、または、夫や妻の浮気の証拠を自分で掴むためにといったようにそれぞれ、調査員になるべく勉強をする人もいますが、それ以外の目標を持って、探偵学校へ通う人も多いのです。

そのため、全ての人が絶対に調査員になりたい、または探偵になりたいと思っているわけではなく、探偵学校によっては講義の内容も簡単なものや、自分で調査をするための方法といった形で授業をする場合もあるようです。

そこで、問題となるのが、いったい自分はどれぐらいのレベルで技術を求めているのかという点と、目標は何かということ。
この2点を明確にしておかなければ、勉強するとき、物足りない思いをしたり、選ぶ探偵学校を間違ってしまったりということがありますので、注意が必要です。