調査員に必要なスキルや才能はいったいどんなものなのでしょうか？
スキルというと後から身につけることが出来るもので、勉強する努力することで自分の物にすることが出来ることです。
そして、探偵の調査員にとって必要なのはスキルだけではなく、調査員になろうとするその人の才能というのが大きく影響を及ぼすことがあるのです。

この才能について探偵・継野勇一さんの著書を参考に見てみると。

調査員に必要な才能には3つあるそうです。

・我慢強いこと
調査員は尾行調査や張り込み調査といった基本的な調査を長時間にわたって神経を集中させて、調査対象者に気付かれないようにしなくてはなりません。時には天候の関係で調査現場が雨や雪の場合もあります。
そんな時我慢することが出来るだけの精神力が必要になるそうです。

・慎重であること
調査員の調査は周囲に気を配ることが出来る人間でないといけません。それは、周囲の状況から慎重に行動することが出来る人間が適しているそうです。

・機転が利くこと
リスクの高い調査であったり、もしも調査に失敗する可能性があった場合にいかに次の調査につなげることが出来るのかは、その現場で調査を行う調査員本人の機転によるところが強いそうです。

これらの才能を後から身につけるためには、相当な時間と調査業務をおこなって経験を積んでいくしかありません。そのため探偵の継野勇一さんはこれらの才能を持った人が調査員として向いているのではないかと言っているのです。